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厳 武(げん ぶ、? - ?)は、中国三国時代の呉の人物。字は子卿。従父は厳畯〔厳武は厳畯の再従子(いとこのこ)にあたる〕。『三国志』呉書趙達伝注に引く『呉録』に略伝がある。「 八絶(江南八絶)」〔皇象(書)、厳武(囲碁)、宋寿(夢占い)、曹不興(絵画)、鄭嫗(人相判断)、呉範(暦法・風占い)、劉惇(天文・占数)、趙達(九宮一算術)〕の一人。 囲碁に巧みで、その技量に並ぶものがいなかったという。 後の時代に葛洪が抱朴子の「辨問」にて、「世の中には人によっては、普通の人が及ばない技量を持つ者は『聖』と呼ばれる。したがって囲棋(囲碁)の比類なき使い手は、『棋聖』といわれている。故に、厳子卿(厳武)と馬綏明は正にそうであり、現在に至るまで『棋聖』という名をほしいままにしている。」と述べている。 また弈旦評では、 「人中に龍あり、呉の厳子卿(厳武)・馬思明は、この時、弈聖(碁聖)と呼ばれた。」と述べている。 == 脚注 == 〔 ZH:嚴武 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「厳武 (三国)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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